米ISM製造業指数、雇用が5年7カ月ぶり低水準 | Reuters
米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業景気指数は51.5だった。数値は2013年5月以来の低水準となった3月から横ばいだった。市場予想の52.0には届かなかった。雇用が5年7カ月ぶりの低い水準に落ち込み、新規受注の持ち直しを相殺した。
同指数は50が製造業の活動の拡大・悪化の分岐点となる。29カ月連続で50を上回った。
雇用指数は48.3と、13年5月以来初めて50を下回り、09年9月以来の低水準となった。3月は50.0だった。
一方、新規受注は53.5と、3月の51.8から上昇した。価格指数は40.5と、3月の39.0から上昇し、5カ月ぶりに40を超えた。