最近,
「憲法の文章がヘンだ」
などという耳を疑うようなことを言う人が出てきましたが,
どうやら与党の情宣にまんまと乗せられているようです。
国立国会図書館の「日本国憲法の誕生」のところには,次のようにあります。
(→ こちら です。)
ひらがな口語体によって憲法改正草案を準備することとなった。口語化作業は極秘に進められ、作家の山本有三に口語化を依頼し、前文等の素案を得た。
蛇足となりますが,GHQ案についても自民党は徹底的に批判をしています。
しかし,GHQ案に大きな影響を与えたのは,日本の鈴木安蔵(南相馬市出身の憲法学者)らによる「憲法草案要綱」です。
このことは,国立国会図書館の「日本国憲法の誕生」にも明記されています。
(※このことについては,以前に「2007.01.30 日本国憲法の作者は日本人(Made in Japan)」で詳しく書きました。)
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