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ロヒンギャの人たち“4000人が漂流” NHKニュース

ミャンマーで抑圧されているイスラム教徒の少数民族ロヒンギャの人たちなどを乗せた船は、今月、相次いでインドネシアやマレーシアの沖合にたどり着いたものの受け入れを拒まれ、多くが行き場を失って海上で漂流しています。
UNHCR国連難民高等弁務官事務所は、19日、ことしに入って、船でミャンマーなどから逃れようとしたロヒンギャなどの人たちはおよそ2万5000人に上り、このうち少なくとも300人が海への転落や飢えによって死亡したことを明らかにしました。また、現在もおよそ4000人が行き場を失って海上で漂流し、なかには40日以上にわたって漂流している船もあるということです。
国連やIOM=国際移住機関などは共同声明を発表し、インドネシアやマレーシア、タイなどの周辺国に対して人間としての尊厳を守るため上陸を認めるよう求めました。
こうした事態を受けて、マレーシアとインドネシア、それにタイの3か国は、20日、外相会議を開き対策を協議することになっており、具体的な解決策を見いだせるか注目されます。