あなたは「日本の神さま」と暮らしてますか?1万回神社に通った「神社学」教授が語る!|日本の神さまと 上手に暮らす法 ― 神さまのいる毎日を過ごしませんか?|ダイヤモンド・オンライン
宗教にも当時は関心がありませんでしたし、今でも特定の宗教を持ちません。
しかし、世界を見て、音楽を通してさまざまなライフスタイルにふれるうちに、「人間がしあわせに暮らすための普遍的な価値観ってなんだろう?」と考えるようになりました。
そのすえに辿り着いたのが、自然を大切にし、一日一日をいつくしんで暮らすということでした。やがて僕は環境問題に興味をもち、エコロジー雑誌の発行人になりました。ライフワークとして自然と暮らしのかかわりを追究しているうちに、日本の神さまの存在に気づきました。
「一粒のお米にも、トイレにも、空にも、大きな木にも、神さまが宿っている」
あたりまえのことに感謝し、あるものを大切にする。昔ながらの日本人の「神さま」についての考え方こそ、しあわせに暮らすための鍵なのではないかと。
僕は、山の神さまに会うために、山に通いました。
滝の神さまに会うために、滝を訪れました。
生まれ育った東京で、地元を守ってくれている神さまと再会しました。
そう、神社巡りにハマったのです。
少しずつ、少しずつ、僕は変わっていきました。
自分の力を試そうと新しい世界を探検するワクワクよりも、もっと心ときめく冒険を見つけた。
今思うとそんな気がします。冒険とは、乗り物に乗って出かけて行くものではなく、心のありようでできるものだと発見したのかもしれません。
代わり映えのしない自宅のベッドで朝、目が覚めただけで、「ああ、今日も一日が始まる!」という幸福に、心おどるようになりました。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150622#1434970246
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