祇園祭の前祭（さきまつり）の山鉾（やまほこ）巡行（１７日）で先頭を行く長刀（なぎなた）鉾の稚児が１３日、京都市東山区の八坂神社で、神の使者となる神事「社参の儀」に臨んだ。
この日誕生日を迎えた稚児の内藤颯大（そうだい）君（１０）＝市立松ケ崎小４年＝は立烏帽子（たてえぼし）に水干（すいかん）姿で白馬にまたがり、下京区の町会所を出発。お供の禿（かむろ）らを従え、四条通約１．５キロをゆっくりと進み、神社で「正五位の少将」の位を授かった。
内藤君は巡行当日、注連縄（しめなわ）を太刀で切り、巡行の始まりを告げる大役を担う。
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