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米経済は拡大、原油安は正負両方の影響=地区連銀報告 | Reuters

米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、5月半ばから6月にかけての米経済は活動が拡大したと指摘した。大半の地区が成長ペースは「緩やか」ないし「控えめ」だったとした。エネルギー価格下落が消費支出を押し上げる一方、製造業にとっては引き続き足かせとなったとしている。


製造業の活動は地区によってまちまちだった。原油安が石油・ガス産業にとって打撃となり、ドル高は輸出の足かせとなった。


ベージュブックは「クリーブランドミネアポリスカンザスシティー、ダラスの各地区で石油・ガス掘削が減り続けている」と報告した。「クリーブランドアトランタ、ダラスの各地区では引き続き設備投資が減っており、アトランタとダラスでは雇用削減にもつながった」とした。


シカゴ地区の重機製造業者は、石油・ガス産業からの需要低迷に言及。ダラス地区の会計業者は石油やガス関連企業の合併・買収(M&A)案件が増えているとした。


雇用は、ほとんどの部門で増えた、もしくは安定的だった。ただ、製造業やエネルギー産業ではレイオフの報告もあった。


ベージュブックによると、専門技術を必要とするか、あるいは需要の高い職を除いて、ほとんどの地区で賃金の上昇圧力は控えめだった。投入物価や製品価格は前回報告からほぼ横ばいだった。


今回のベージュブックアトランタ地区連銀が7月3日までの情報を基に作成した。


#FRB