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【高木桂一の『ここだけ』の話】維新の党を壊したのは、実はあの“壊し屋”だった… 狙いは参院選での野党統一戦線か?( - 産経ニュース

 維新は6月、来る代表選で党員と所属国会議員の「一票の格差」をなくし、同等に扱う方針を決めた。これも党員拡大に自信をもつ大阪系の主導だった。狙いは言うまでなく代表選を制することにあった。


 維新の議員たちは代表選の投票権をウリに党員拡大に奔走した。その結果、6月上旬で約8000人だった党員は8月末時点で8倍以上の約7万人となった。


 そこで「剛腕」の出番である。打ち明けるのは、小沢氏に近い維新関係者だ。


 「小沢氏自身が維新の党員集めに動き、生活の党の現職議員や次期参院選衆院選に出馬を予定する元議員らに一人200〜300のノルマを課したほど。思惑は代表選で松野氏を勝たせることだった」


 来年夏の参院選に向け野党の「統一戦線」を張る必要性を強く訴えている小沢氏にとって、民主党など野党の共闘路線を説く松野氏が「望ましい維新代表」である。民主党幹部時代から松野氏との関係も良好だ。これに対し、労働組合の支持を仰ぐ民主党とは絶対に手を組まないと公言する橋下氏率いる大阪系とは肌が合わない。


 「小沢氏の狙いはそれこそ、野党としての維新の『純化路線』だ。小沢氏にすれば、裏で官邸・自民党と通底する大阪系は邪魔者であり敵でしかない。代表選に向けて松野氏を援護射撃することで維新の分裂を仕掛けた。維新の分裂はもともと時間の問題とみられていたが、小沢氏の動きで少し早まった」(小沢氏に近い維新関係者)


 「数の力」をなおも信奉する小沢氏の戦略は維新内の“小沢分子”にも浸透していたようだ。別の維新関係者によると、維新の党員集めで蓋をあけてみたら、かつて小沢氏の側近だった松木謙公幹事長代行が一人で約1万人を集めたほか、牧義夫国対委員長は約1000人を確保した。松野氏も3000人集めたという。党員が支払う党費は1人2000円。松木氏はざっと約2000万円を党の金庫に入れた形だ。

 「小沢氏のもとには民主党時代の部下だった側近幹部職員がいまも日参している。小沢氏は岡田克也代表への助言をこの幹部職員に託し、それを伝え聞く岡田氏も『その方法があったのかぁ〜』と感激し、党運営に反映させることはしばしば。野党再編に向け小沢、岡田両氏の良好な関係が構築されつつある」

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150910#1441881308
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