https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

司法試験・論文を書くコツbot

「司法試験は、法解釈学が中心である。したがって、勉強する上でもっとも大切なことは条文を大切にすることである。次に法体系の構造を逸早く理解し、事例を学ぶときでも、それが全体構造のどこに位置する問題かを念頭において勉強することである。」(丹羽重博/日本大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「事例問題で本当に差が開くのは、どこまで事案を丁寧に分析して、それを法律論に組み立てているか、いわば分析の密度の差が大きいというのが、私の感想です。」(宍戸常寿/東京大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「(司法試験の問題は)論点を書かせるために出題しているのではなく、規範を使って事案を解決させるために出題していると考えるようにし、論点が事案解決に影響するか考え、論点を書くとしても規範の理由付けや考慮要素は事案に応じて取捨選択しました。」(平成25年合格者)

司法試験・論文を書くコツbot

「新司法試験では、必ず典型パターンからずれた事例が出題されます。事案の特殊性を無視して覚えたものをそのまま書く人は、かなりの確率で落ちていきます。」(平成25年合格者)

司法試験・論文を書くコツbot

[平成26年新司・刑法]「一般論に過ぎない内容を大展開して論じることで時間を失ってしまった受験生も多かったのではないかと危惧されます。…メリハリをつけて、結論に影響を及ぼす範囲内でのポイントを突いた論証が必要だと思います。」(角田雄彦/白鷗大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「答案の中には、もったいぶってなんだか意味のないことなどを前置きしているような文章を見かけるが、そんなことを書いている余裕はないはずだ。もちろん、そのような記述に配点されている得点はゼロである。」(浜辺陽一郎/青山学院大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「関係のないことを書けば、それこそ「こいつは何もわかってないな」と思われ、その中に誤った記載もあれば致命的なことにさえなる。結局、わけも分からずに何かを書くというのでは、減点の対象が増えるだけである。」(浜辺陽一郎/青山学院大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「条文の趣旨さえ覚えておけばよいというのは、趣旨から規範を導く訓練をした人にのみ当てはまるのであって、そうでない人が趣旨だけを暗記しても意味がない。そういう人が書いた答案を読むと、趣旨と規範がつながっていないため、マジックワードでごまかしているような印象を受けてしまう」(弁護士)

司法試験・論文を書くコツbot

「予想範囲の問題こそ、記憶を手繰るのではなく、問題に沿って解答することが肝要です。記憶に頼ると問題からずれてしまうなどのつまらないミスをするものです。」(山名隆男/立命館大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

[憲法]「答案作成のポイントは、出題文から何を問われているかを把握してそれに答えること以外になく、未知の問題であってもそれができるというのが実力です。」(宍戸常寿/東京大学教授)

司法試験・論文を書くコツbot

「10を理解したうえで8を書くのと、8を理解したうえで8を書くのとでは、全く印象が異なる。無論、それは採点にも反映される。信じられないかもしれないが、採点者はプロだからすぐにわかるのである。」(小林憲太郎/立教大学准教授)

司法試験・論文を書くコツbot

[労働法]「今後も、法令、判例及び学説に関する正確な理解を前提として、的確に事案を分析し、必要な論点を抽出して、自己の法的見解を展開し、これを事例に当てはめることによって、妥当な結論を導くという法律実務家に求められる基本的な能力・素養を試す出題を継続する」(平成22年採点実感)

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150925#1443177372