ピーター・タスカ氏、漫画に込めた未来予想図−アベノミクスで現実に - Bloomberg
英運用会社アーカス・インベストメントの共同設立者で、日本株ストラテジストの草分け的存在であるピーター・タスカ氏は長期デフレで閉塞感漂う4年前、希望を込め日本の未来予想図を1つの漫画にしたためた。その後誕生した安倍政権が日本銀行と連携しこれまでにない大規模金融緩和を実施、成長戦略などアベノミクスを進めたことで、多くのシナリオが現実化し始めた。
出生率を上げ、訪日外国人を増やし、カジノを合法化し、デフレから脱却する−−。これらは、タスカ氏が2011年に制作した漫画「I am a Digital Cat : A Japanese Future」の中で示した日本変革への処方箋だ。「当時は全くの夢物語のようだったが、今は成し遂げてもらいたいと考えていた多くのことが実際に行われてきている」と、同氏は13日のブルームバーグ・ニュースのインタビューで語った。