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エジプトとロシアを結ぶ便 すべて運航停止 NHKニュース

ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は6日、ロシアの旅客機がエジプト東部で墜落した原因が明らかになるまで、両国を結ぶすべての便の運航を停止するよう関係省庁に指示を出し、ロシアの運輸省は日本時間の7日午前2時から運航を停止させたと発表しました。
また、プーチン大統領は、エジプトに現在滞在しているとされるおよそ4万人のロシア人観光客を無事帰国させるための対策を取るよう指示を出しました。
今回の墜落を受け、イギリスやオランダなどヨーロッパの国々は、自国と墜落した旅客機が出発したエジプト東部のシャルムエルシェイクを結ぶ便の運航を相次いで停止させています。
墜落の原因を巡って、アメリカとイギリスがテロの可能性があるとの見方を示すなか、ロシアとしては、公式な調査結果を待つべきだという慎重な姿勢は維持しながらも、今回の措置は、国民の安全のため、テロの可能性を見据えた形となっています。

エジプト東部の紅海沿岸のリゾート地は、年間を通じて温暖な気候で、マリンスポーツが楽しめるため、ロシアから多くのツアー客が訪れており、シャルムエルシェイクなどの空港には、首都モスクワやサンクトペテルブルクをはじめ、各地から多数のチャーター便が運航されてきました。
ロシア国営テレビによりますと、エジプトへの航空便の運航停止を受けて、モスクワの空港にある旅行会社のカウンターには、多くの乗客が訪れて、旅行中止の手続きをしているということです。

ロシア機墜落 仏メディア「爆発音が録音」 NHKニュース

エジプト東部で墜落したロシアの旅客機を巡っては、エジプトとロシアのほか、墜落した旅客機を製造している大手航空機メーカー「エアバス」の本社があるフランスなども現場に調査官を派遣して各国合同で原因の調査にあたっています。
現場からはすでに操縦室内の音声を録音したボイスレコーダーと高度や速度などを記録したフライトレコーダーが回収され、解析作業が行われていますが、フランスの公共放送フランス2は6日、調査官の話として、「レコーダーにはっきりと爆発音が録音されている」と伝えました。この調査官は、根拠は示していないものの、爆発はエンジンの故障によるものではないとしています。また、AFP通信によりますと、事故調査の関係者の話では、当初、機体にも、操縦士どうしの会話にも異常が見られなかったにもかかわらず、飛行開始のおよそ20分後に突然、レコーダーが機能しなくなったということです。
こうした状況などから、この関係者は、今回の墜落について、機体の故障などではなく、爆発物によるものとの見方を強めていると伝えています。

旅客機墜落 ロシアとエジプト首脳が電話会談 NHKニュース

エジプト東部で先月31日にロシアの旅客機が墜落し、乗客乗員224人が死亡したことを受けて、ロシア政府は6日、墜落の原因が明らかになるまで、両国を結ぶすべての便の運航を停止することを決めました。
エジプト大統領府によりますと、シシ大統領は6日、プーチン大統領と電話で会談し、エジプトに滞在しているロシア人観光客の安全に向けた両国の協力や、ロシアの航空機への安全対策を強化することで一致したということです。
また、ロシアとエジプトを結ぶ便の運航をできるだけ早く再開することでも合意したとしています。
旅客機が墜落した原因について、ロシア政府は公式な調査結果を待つべきだとしていますが、アメリカやイギリスは過激派組織IS=イスラミックステートの関連組織によるテロの可能性があるという見方を示しています。
エジプトにとっては、滞在する外国人の安全に配慮する姿勢を示すことで、主要産業である観光への影響を少しでも抑えたいというねらいがあるとみられます。