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ロシア機墜落 原因巡り情報入り乱れる NHKニュース

乗客乗員224人を乗せたロシアの航空会社「コガリムアビア」の旅客機は先月31日、エジプト東部のシナイ半島で墜落し、ロシア政府によりますと、全員死亡しました。
「コガリムアビア」の幹部はモスクワで2日、記者会見を行い、「技術的なトラブルもパイロットのミスも完全に否定する。機体に外から力が加えられたということが唯一、説明がつく原因のように思う」と述べ、テロの疑いも視野に入れた考えを示しました。
これに対し、ロシア連邦航空局のネラジコ局長は、操縦室の会話を録音したボイスレコーダーの解析も始まっておらず、根拠がない主張だと反論するなど情報が入り乱れています。
一方、この旅客機の墜落を巡って、過激派組織IS=イスラミックステートが運営するラジオは1日、先にISの支部を名乗る武装集団の名前で出された「自分たちが墜落させた」とする声明を放送しましたが、エジプトのシシ大統領は、原因の特定には時間がかかるとの見通しを示しています。

乗客乗員224人を乗せたロシアの旅客機が、エジプト東部で墜落したことについて、アメリカの情報機関を統括するクラッパー国家情報長官は2日、ワシントン市内で行われた講演の質疑応答の中で、「われわれは今のところ、テロにつながる直接の証拠は持ち合わせていない」と述べました。
そのうえで、過激派組織のIS=イスラミックステートに、航空機に対するテロを行う能力があるのかどうかという質問には、「ないと思うが、可能性は否定できない」と述べ、アメリカ政府としても情報の分析を続けていく考えを示しました。