https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

日銀 景気判断据え置き 金融緩和策を維持 NHKニュース

日銀は19日までの2日間、金融政策決定会合を開き、国内外の景気や物価の現状と先行きについて議論しました。
その結果、輸出と企業の生産は「新興国経済の減速の影響などから、このところ横ばい圏内の動きとなっている」としました。一方、設備投資は「企業収益が明確な改善を続けるなかで、緩やかな増加基調にある」とし、個人消費については「底堅く推移している」としています。
これらを踏まえて日銀は、国内の景気について「輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの緩やかな回復を続けている」として、これまでの判断を据え置きました。そのうえで、目標とする2%の物価上昇率の実現に向け、今の大規模な金融緩和策を維持することを、賛成8、反対1の賛成多数で決めました。
今週発表されたことし7月から9月までのGDP=国内総生産は2期連続のマイナスとなりましたが、日銀としては、景気の現状は個人消費など内需に支えられ緩やかな回復を続けており、物価も基調はしっかりしていると判断したものとみられます。