祝賀会は都内のホテルで開かれ、長嶋さんや星野さんをはじめ、慶応大出身で巨人の高橋由伸監督など、東京六大学野球のＯＢや現役選手およそ１５００人が出席しました。このうち長嶋さんは「朝から晩まで練習していたあのころがとても懐かしい。日本の文化である野球がもっと強くなるように頑張ってほしい」と現役選手たちにエールを送りました。
さらに、それぞれの大学のＯＢ６人によるトークショーが行われ、星野さんは「トイレ掃除はキャプテンの仕事だと監督に命じられ、毎朝行ったことなど、人間力を教わった４年間で人生が変わるきっかけになった」と学生時代を振り返っていました。また、早稲田大のエースとして活躍し、現在もリーグ記録となっている通算４７６個の三振を奪ったソフトバンクの和田毅投手は「ライバルのレベルが高く、負けられないという気持ちで成長できた。当時努力できたことが今も支えになっている」と話していました。
祝賀会のあと、高橋監督は「改めて東京六大学野球の伝統と重みを感じました。日本の野球の中心としてますます発展していくよう、ＯＢの私たちも頑張っていきたい」と話していました。
