「野党間で政権構想議論を=志位共産委員長、民進に再考促す:時事ドットコム」
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2016年4月27日
政権問題を選挙協力の条件にするものではありませんが、真剣に議論し、前向きの合意が得られるよう、引き続き努力していくつもりです。https://t.co/0KL3qkGqym @jijicomから
共産党は27日、志位委員長が、夏の参議院選挙や次の衆議院選挙に関連して、「野党連立政権について、前向きな合意を作る努力をしたい」と述べ、民進党などに対し、連立政権の樹立を目指して、政権構想の協議を呼びかける考えを示しました。
共産党は、安全保障関連法の廃止を目指した「国民連合政府」の樹立構想を、野党共闘の前提とはしない方針を打ち出していますが、野党が連携して政権交代を目指すには国民の理解を得るための大義が不可欠だとして、政権構想の協議に理解を求めていく考えです。
これについて、民進党の岡田代表は27日夜、「基本的な考え方が違うまま、民進党と共産党が連立政権を組むことはない」と述べました。
民進党では、先の衆議院北海道5区の補欠選挙の結果を踏まえ、「衆議院選挙の小選挙区でも、野党側の候補者の一本化が必要だ」という意見がある一方で、共産党とは安全保障などの基本政策で隔たりが大きいとして、踏み込んだ連携に否定的な意見が大勢で、両党の温度差が浮き彫りになっています。