【概要説明】黒田総裁「通貨及び金融の調節に関する報告書」(参議院財政金融委員会) https://t.co/fihSdkxHdI
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) 2016年5月12日
Statement by Governor Kuroda concerning the Bank's Semiannual Report on Currency and Monetary Control (Committee o… https://t.co/71WX4F8kuE
— Bank of Japan (@Bank_of_Japan_e) 2016年5月12日
日銀は先月27日と28日に開いた金融政策決定会合で、政策委員から出された「主な意見」を12日公表しました。
それによりますと会合では、「マイナス金利政策の効果は、すでに金利面ではあらわれているが、実体経済に与える効果を見極める必要がある」とか、「今は政策効果の浸透度合いを見極めるべきだ」という意見が相次いで出されたことが分かりました。
また、「経済・物価ともに下振れリスクが大きいと考えられるだけに、必要な場合には追加的な行動を取るべき」という意見も出されましたが、結局、日銀は物価目標の達成時期が遅れる可能性があるとしながら、金融政策の維持を決めました。
今回の会合では、マイナス金利政策を導入したことで、金融市場で国債などの価格形成にゆがみが出ているとか、日銀の金融政策の運営が難しくなっているといった意見も出され、今後、日銀がこうした副作用も踏まえて、どのような対応を取るのか、引き続き市場の注目を集めそうです。
金融政策決定会合における主な意見(4月27、28日開催分) https://t.co/2bqmPRKTrU
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) 2016年5月11日