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将棋の第74期名人戦は、タイトルを持つ羽生四冠に若手のホープ、佐藤八段が挑み、ここまで佐藤さんが3勝1敗と、タイトル獲得まであと1勝に迫っていました。
30日から山形県天童市で行われていた第5局では、攻守ともに深い読みの指し手を見せた佐藤さんが優勢に進め、午後6時44分、羽生さんが投了して、100手で佐藤さんが勝ち、念願の名人のタイトルを獲得しました。
佐藤天彦新名人は福岡市出身の28歳。七大タイトルは今回が3度目の挑戦で、初めてのタイトル獲得です。
一方、羽生さんはこれで名人のタイトルを失い、三冠に後退しました。
対局のあと、佐藤新名人は「まだ決まったばかりで実感が湧いていません。これからも挑戦する気持ちを忘れず、偉大な先生方に少しでも近づきたいです」と話していました。
敗れた羽生さんは「佐藤さんは非常にバランスよく力強く指してきました。細かい部分の考えをもう少し、しっかりとして指さなければいけないと感じます」と話しました。