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この訓練は、日本政府が国連と協力して行うもので、陸上自衛隊自衛官17人がケニアの首都ナイロビにあるPKO訓練センターに派遣され、6日、現地で開講式が行われました。
アフリカでは、現在、国連が世界で展開している16のPKOのうち、9つの活動が集中していますが、活動に参加している現地のアフリカ各国の部隊は、PKOに必要なインフラ整備を行うための要員や資材が大幅に不足しています。
このため、安倍総理大臣が、2年前、国連の会合で、アフリカでのPKOの早期展開のために必要な支援を行うと表明しました。
開講式では、PKOに参加することになっている30人余りのケニア軍の兵士たちに、自衛官が、実際に重機を操作して、道路を整備するための作業などを紹介していました。
派遣隊長を務める玉置宏行3等陸佐は、「とても教えがいがあります。日本の技術も含め、安全管理や規律なども教えていきたいと思います」と話していました。
ことし8月に、ケニアでTICAD=アフリカ開発会議を主導する日本政府は、平和構築の分野でもアフリカに貢献していく方針を示しています。