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選択の自由度が高いアメリカ ダイナミックな教育環境で成長 〜世界の知性を引き寄せるアメリカの大学の魅力〜|Education DIAMOND 海外留学への道|ダイヤモンド・オンライン

アーサー 日米では、まず、大学の受験方法が異なります。アメリカにもSAT(Scholastic Assessment Test)というセンター試験に相当するテストが存在しますが、何回でもトライできます。


 また、アメリカの大学には、学校別の試験がほとんど存在しません。日本の場合、志望大学別に対策を立てて勉強しなくてはいけませんが、アメリカは志望大学を絞らなくて良いため、数多くの大学を受験することが可能です。


 SATの成績以外に受験時に求められるのが志望動機を綴ったエッセイです。「なぜ、本校でなくてはいけないのか」を表現しなくてはいけません。今まで自分が与えられた環境の中で、最大限努力してきたことがエッセイで証明できれば合格できます。エッセイは、テストの結果という数字では表せない、自分の魅力を語るために用意されているのです。


 大学に出願する際のアプリケーション(願書)は、基本的にオンラインで出願します。ほとんどの大学が同じ会社と契約をしていて、自分の住所など基本情報を記入する欄は共通。学校別の項目のみを追加で記入するようになっており、非常にスムーズに複数の大学に願書が提出できるシステムになっています。


 大学受験時に学部や専攻を決めなくて良いという点も日本との大きな違いです。アメリカにも倍率の高い学部もありますが、入学後2年間の成績で学部を選択することになっています。また、アメリカの大学は、2つの専攻を選ぶことも副専攻を選択することもできます。大学4年時に、もう一つ専攻したいと思えば、その時点で専攻を追加することも可能です。アメリカは、大学別や学部別の試験がないため柔軟性があるのです。


 市が認定する2年間のコミュニティカレッジで一定の単位数と成績を取得すれば、公立や私立の大学に転入が可能です。カリフォルニアのコミュニティカレッジのプログラムはとても有名で、優秀な学生はバークレーUCLAへ転入しています。


 まず、コミュニティカレッジに入学して英語力を高め、アメリカのペースに慣れてからUCLAへの転入を目指す日本人留学生は数多くいます。コミュニティカレッジは学費も安いですし、現実的な留学モデルといえるでしょう。

アーサー アメリカの大学は、1、2年時に「ディスカッション・セッション」が設けられており、100人のクラスが15人から20人ほどのグループに分けられます。アシスタントの大学院生がリーダーとなり、ディスカッションを仕切り、様々な社会問題をテーマに活発なディスカッションを展開されます。このディスカッション・セッションでは、リーディング・アサインメント(予習読書)や、エッセイなどの宿題が出され、アシスタントが学生を指導します。ディスカッションリーダーに覚えてもらえれば教授に良い評価を届けてもらえます。3、4年では授業はゼミ型となり、指導は教授が担当します。