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米銀大手ゴールドマン・サックス(GS.N)は、２００４━１４年に欧州委員長を務めたジョゼ・マヌエル・バローゾ氏を海外事業のアドバイザー兼非常勤会長に迎え入れたと明らかにした。

ゴールドマンなど米銀大手の多くは、英国に中心拠点を置きつつ「パスポート制度」を活用して欧州全般で事業を展開している。英国のＥＵ離脱決定でこうしたビジネスモデルの先行きに不透明感が広がっており、ゴールドマンはユーロ圏債務危機への対応で手腕を発揮したバローゾ氏を起用することで難局を乗り切りたい考え。

バローゾ氏が会長を務めるゴールドマン・サックス・インターナショナルはロンドンに本社を置き、従業員およそ６０００人のうち１０００人弱が英国外に配置されている。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160708#1467974371
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160630#1467282878