■ - d1021の日記

最初に買う万年筆どれがいい?と聞かれたときにおすすめしたい万年筆(価格帯別) | Pen4l

私は個人的にはカスタム742のSFMがいちばん書き心地がいい。743よりもスーベレーンM800よりもこっちのほうが好きです。ぬらぬら味わえると思います。

カスタム74 か 742 か 743 か、どれを購入すべきかは難しい: 細字万年筆にこだわる
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パイロット・カスタム74の書き味に衝撃！ - 黒猫陛下の書斎

王道すぎるカスタム74をなんとなく避けて通っていた観はある。正直、ここまで書きやすいとは思っていなかった。もちろん、今までの万年筆が嫌いになったわけではない。どの万年筆もえらい先生に調整してもらって、とても書きやすくなったし、気に入っている。それにしても、もともとの差というものがある。ペン先は調整できても、軸の重さや重心のバランスは調整できないのだ。そこに圧倒的な差がある。カスタム74は俺にとってベストの万年筆だ。それがようやくわかった。2年もかかってやっとわかった。食わず嫌いの食べ物が意外においしかったときの「もったいない」と思うあの感覚とよく似ている。うれしいけど、それ以上に悔しい。

「最後の万年筆」カスタム74を手にして思うこと - 黒猫陛下の書斎

先日、今年の誕生日プレゼントにと、万年筆をもらった。人から万年筆を贈られたのは初めてだ。もらったのは、パイロットが1992年に発売して以来のド定番、カスタム74。俺はブログでもツイッターでも、このカスタム74が最後の万年筆になると宣言してきた。まさかこんなに早く実現するとは思っていなかったので、もらったときはとても嬉しかった。

カスタム74が最後の万年筆になると確信するに至ったいきさつについては、過去の記事で書いた通りだ。

ペン先の硬度は標準的で、同じ14金のペリカンのM400と比べてみても大きな違いがない。今回俺が手に入れたのは通常の細字（F）だが、細軟（SF）ならもう少しふわふわした書き味になる。俺は柔らかいペン先がとても好きだが、今回に限っては、入念に試し書きをした上で、SFよりもFのほうが書き味が好みであると結論していた。

先ほど引用したように、小さな差が大きな違いを生む。3本のペンの中から、自分にぴったりの1本を見つけ出すのは実はかなり難しい。国産万年筆の永遠のテーマと言ってもいいくらいで、これだけで夜通し話すことだって可能だ。全哲学史におけるギリシャ哲学といっていいほど根本的で、広範な領域である。

万寿屋の148×100mmの200字詰め原稿用紙に詩を書いてみた。中島敦『山月記』である。

図書カード：山月記

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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160524#1464087124（『名人伝』）

パイロットのカスタム７４　ＳＭニブのレビュー　あと、完全に恋愛小説のそれ。: 文房具アンテナ

書き味は自体はパイロットのそれのまま。
　サインペン代わりに、ガシガシ使う人にあっている万年筆、のままです。
　それの、筆圧が弱い人向けバージョンだと思います。
　僕はニブがやわらかければ、しっとりした書き味になる、と初め思っていた。
　買う前に色々ネットで見て、「ニブがやわらかいイコール書き味がやわらかいじゃないよ」っていう内容を知りました。でも、よくわからなかった。
　買ってわかった。
　プロギアの方が明らかに固いのに、なんか書き味がやわらかかった。

筆圧をかけて書くと、スリットが開いて、サラサラがザラザラになります。
　僕は比較的筆圧が強い方なので、この万年筆には、あんまり向いていませんでした。

１　両方弱い。
２　両方強い。
３　握る力は弱く、押し付ける力は強い。
４　握る力は強く、押し付ける力は弱い。

　あ、カスタム７４　ＳＭニブは、１と４の人向けだと思います。

　僕はセーラーの２１ｋニブの妙なやわらかさが好きです。

　セーラーの２１ｋニブ（大型）。
　何がいいのか。
　そんなにやわらかくないのに、手に伝わる感覚だけやわらかいんです。
　金がそれを生み出しているのか。

　で、好きになりました。気が付いたら、好きになっていました。

　この、あほみたいに高い万年筆のニブを好きになったら、お金がどんどんなくなると思いました。
　万年筆を好きな人の感覚では、２万円は高くないかもしれません。
　という僕も、１万円の万年筆は入門用。安い、というおかしな感覚になりました。
　それで、カスタム７４の普通のＦ，Ｍ，Ｂとかを試し書きしたり、６Ｂの鉛筆を使ってみたり、ジェットストリームをオートの重たい軸に入れてみたり、サインペンを使ってみたりするわけです。
　でも、結局２１ｋニブに似た書き味を探しているわけです。

　そして、いつものことながら、これぐらい書くと、ふと客観的になる。
　賢者になるわけです。
　頭の中に、宇宙とか真理とか、まあよくわからない存在の、存在理由とかを求める自分が生じるわけです。
　今回は、割と具体的な内容。
　まるで、イスラエルという国がどういう過程でできたのかを知ってしまった時の高校生のように、自分に冷めた口調で呟く。

　２１金である理由は？
　お前、パイロットのスタンダードタイプ（５号ニブ、１０号ニブのＳ系じゃないやつ）持ってねえじゃん？

　とりあえず、２１金のニブをつくる理由が知りたい。

　国産三社の中で一万円クラスのを人に勧めるなら、僕もパイロットのカスタム７４をさすわけです。
　それなのに、もっていないとは一体どういうことなんだろう。
　結局、いまはまだ、僕が勝手に２１ｋニブがいいと思い込んでいるだけ、というわけだ。
　失敗かもしれないけど、実験してみないとわからないことは多い。
　むしろ、失敗してないと、論文には書けないし、tableの数は減るし、準備途中からめんどくさくなるし、どうせ結果わかってるし、マジで何日かかるんだよ、これ。あ、おはようございます。
　と、なるのが一番よくない。
　失敗かもしれないけど、実験してみないとわからないことはわからない。
　先入観は悪です。
　勝たなければ官軍になれないのなら、正義もまたその時点では、先入観。
　よって、その正義、悪。
　どやあ。

２本目の万年筆を購入してしまった。 : slow life 2

最終的に購入したのは、セーラーのプロフェッショナルギアの中字で銀の方。
予想外の展開。

他に試し書きしたのは、

・ペリカン　スーベレーンM８００
・パイロット　カスタム７４

太さの関係もあるのだろうけれど、自分が試し書きして、
素直に書き心地が気持ちよかったのがセーラーのプロフェッショナルギア。

カスタム74は、カリカリで自分には合わないと判断。