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 トルコのメディアによると、エルドアン大統領は2日、7月中旬のクーデター未遂後、欧米諸国から十分な支援を得られていないとして、「西側諸国はテロを支持し、クーデター参加者に味方している」と批判を展開した。首都アンカラでの外国人投資家との会合で述べた。


 エルドアン大統領は、トルコ系移民が多く暮らすドイツで7月末に開かれた同大統領支持派の集会で、独司法当局が大統領のビデオメッセージを差し止めたことへ不満を表明。また、事件の首謀者とみている在米イスラム教指導者ギュレン師の身柄引き渡しをめぐっては、米政権に対して「私たちがテロリスト(の身柄引き渡し)を求めているときに、(事件に関与した証拠)資料を要求するとは、私たちはどんな類いのパートナーなのか」といら立ちをぶつけた。


 さらに、大統領は「クーデター未遂の筋書きは海外で書かれた」と主張、外国が関与した可能性を改めて示唆した。