聖フランシスコの祈り|山川紘矢/山川亜希子|ダイヤモンド・オンライン
彼は傷が癒えたとき、まったく違う人間になっていました。自然の素晴らしさに感動し、鳥たちのさえずりに心を奪われ、神の恩寵に気づいたのです。それとともに、人々の間の不公平にも気づきました。自分だけが裕福に暮らし、多くの人々が貧しさに苦しんでいる様子に我慢できなくなったのです。そして、父親の店の商品を人々に投げ与え始めました。
父親は怒ってそれをやめさせようとしたのですが、フランシスコは父の言いつけを拒否して、自分が着ている服さえも脱ぎ捨てて、父親との縁を切ると宣言し、世を捨てたのでした。
神よ、私をあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに、愛を、
罪のあるところに、許しを、
争いのあるところに、平和を、
疑いのあるところに、信仰を、
絶望のあるところに、希望を、
暗闇のあるところに、光を、
悲しみのあるところに、喜びを、
蒔かせてください。
おお、神よ、
慰められるよりも、慰めることが、
理解されるよりも、理解することが、
愛されるよりも、愛することができますように。
なぜならば、与えることによって、与えられ、
許すことによって、許され、
死ぬことによって、永遠の命を与えられるからです。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160827#1472294486
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160830#1472553668