民進党代表選 岡田代表は蓮舫氏支持を表明 | NHKニュース
この中で、岡田代表は党の代表選挙への対応について、「執行部として、1年半一緒にやってきて、蓮舫代表代行の考え方やリーダーとしての能力は、よくわかっているつもりだ。彼女がいたから、私も次の代表選挙に出ないという決心もできた」と述べました。
そのうえで、岡田氏は「彼女は発信力、ディベート力、選挙における演説なども含めて、いろいろなものが備わっている。あとの2人も立派な候補者だが、私は、蓮舫氏が最も次の民進党の代表としてふさわしいと思う」と述べ、蓮舫氏を支持することを明らかにしました。
一方、推薦人が確保できずに代表選挙への立候補を断念した原口元総務大臣は福岡県久留米市で開かれた討論会のあと、NHKの取材に対し、「前原元外務大臣が代表にふさわしいと確信した。外交や安全保障の問題のほか、これから党全体を、どう導いていくかについても明快だった」と述べ、前原氏を支持することを明らかにしました。
この中で、蓮舫氏は「憲法9条は絶対に守るべきだ。今の政権が、どこまででも自衛隊を出していくことを可能にしたが、『平和主義は守ってもらいたい』という国民の切なる声が上がった。『9条は絶対に変えてほしくない』という国民の声を私は大切にする」と述べました。
前原氏は「平和主義を脅かす9条の改正には反対だが、自衛隊の位置づけが、憲法でされておらず、位置づけないといけない。戦争の放棄などを定めた9条の1項、2項は守り、新たに加える『加憲』で、自衛隊の位置づけを議論していきたい」と述べました。
玉木氏は「安倍政権は、憲法9条の解釈改憲で限定的な集団的自衛権を認めて、安全保障関連法を成立させ、さらに9条を改正したいということだが、自衛隊の海外での武力行使につながるような9条改正は反対だ。わが国が戦後守ってきた平和主義、立憲主義を堅持すべきだ」と述べました。
日本国憲法の改正に賛成だが、日本国憲法第9条の改正には反対している。
集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに賛成しており、前原誠司が主宰する防衛研究会に参加した。
日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている。
原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働に賛成。
村山談話、河野談話の見直しに反対。
特定の民族や人種に対するヘイトスピーチの法規制に賛成。
日本のカジノ解禁に賛成。
選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている。
民進代表選候補者の討論会が今日4日、福岡県久留米市で行われ、前原さんが憲法9条に自衛隊の位置づけを新たに加えることを議論すべきだと考えを示した。
— 徳永みちお (@tokunagamichio) 2016年9月4日
まぁ、こういう立ち位置が、やすやすと安倍さんの改憲論議に勢いをつけるんだろうね! pic.twitter.com/p7YKAQUieX
前原氏は小沢元代表と会談を行い、推薦人には親小沢の議員が名を連ねる。玉木氏も終盤の推薦人集めに親小沢の議員が協力し、決選投票での両者の団結を裏で支えるかたち。この動きに対して、細野氏は小沢氏の仇敵である仙谷氏からアドバイスを受け、小沢氏の影響力排除を意図して蓮舫氏支持に回った。
— 瀬戸明帆(Akiho SETO) (@kazamiya66) 2016年9月3日
民進党が党の建て直しとやらに成功して、準自民党みたいな党ができるよりは、そりゃ民進党がぶっ潰れて、そこから新たな反自民の党が生まれる方が、主権者にとってはずっといいわね。民進党の人達の残念な所は、自分中心の考え方しかできない点だと思うな。政治活動を自己実現の手段と捉えてるような。
— 松井計 (@matsuikei) 2016年9月4日
野田佳彦とは何か。公約違反の消費増税を「命をかけてやりとげ」、自民党以上の対米従属路線をとり、最後は自爆解散をした民主主義の破壊者です。なぜまだ議席をもっているのか。記録的な衆院大敗(230→57)の検証ができない政党に存続理由なし https://t.co/nirEkusj35
— 矢部宏治 (@yabekoji) 2016年9月3日
「蓮舫しかいない」神津連合の勝負どころ:FACTA ONLINE
「党を立て直せるのは蓮舫しかいない」――。民進党の岡田克也代表が9月の党代表選に出馬しないと表明した7月30日、岡田氏から事前に電話で知らせを受けた神津里季生連合会長は「新代表は彼女しかない」と腹を固めていた。蓮舫氏は党再生の切り札であり、連合における神津体制の行方をも左右する。
反転攻勢を賭けた7月の二つの選挙(参院選・都知事選)で、「改憲勢力に3分の2」を奪われ、小池百合子知事の誕生を許し、完敗を喫した民進党。連合傘下の組織から、共産党との共闘路線への批判が噴出した。
とりわけ野党4党推薦の鳥越俊太郎氏が小池氏に惨敗した都知事選では、連合東京が自主投票を決め、民進党からの支援要請を拒否。街頭で「脱原発」を訴える鳥越氏に、旧同盟系の産業別労組は「鳥越は共産党だ。民進党を潰す気か」と嫌悪感をあらわにした。
民進党は参院選での野党共闘を「一定の成果を上げた」と総括したが、連合は8月末の中央執行委員会で、共産党との共闘路線を否定する見解をまとめる見通しだ。一方、8月5日に代表選出馬を表明した蓮舫氏は「野党連携は『基本的枠組みは維持しつつ、検討を必要とする』との一言に尽きる」と表明。これを聞いたある産別幹部は「共産党との関係を続ける以上、誰が代表になっても連合は距離を置くだろう」と警告する。
とはいえ、野党共闘の評価については、連合内も一枚岩ではない。旧総評系の産別からは「参院選の1人区は共産党の支援があったから11勝できた」との声が上がり、衆院選での協力にも肯定的だ。都知事選では自治労東京都本部が鳥越氏と政策協定を結び、選挙活動を実質的に支援した。神津氏に近い連合関係者は「共闘を全否定すれば執行部内に亀裂が入る。組織をまとめ切れるか、神津さんの手腕が問われる局面だ」と言う。
まずいことに、今回の野党共闘をきっかけに、連合と民進党に軋みが広がっている。都知事選では、神津会長が当初「勝てる候補」として蓮舫氏の出馬を熱望。自らも環境整備に動いたが、最終的には連合との事前協議もないままに、民進党執行部が鳥越氏擁立を強行し、参院選で生じた溝はさらに拡大した。
民進党代表選には、保守派から前原誠司、長島昭久両氏らが出馬を模索しているが、現状では知名度が高く、岡田氏ら主流派から支持を受ける蓮舫氏が圧倒的に優勢だ。とはいえ、彼女が労組票を束ねる赤松広隆前衆院副議長らに傾き、野党共闘を強く打ち出した場合、「代表選後に保守派が離党する党分裂もあり得る」(保守派中堅議員)。
神津氏は来年10月に1期2年の任期を終える。連合内には首相官邸と近いUAゼンセン出身の逢見直人事務局長への禅譲説が流れる。逢見氏は昨年6月、事務局長就任が内定した直後に、安倍首相と密かに会談しており、UAゼンセンの先輩である高木剛元連合会長が仲介したとささやかれた。
神津氏は「参院選をしっかり総括して、民進党との関係を整理しなければ」と覚悟を決める。「蓮舫代表」が確実な情勢だが、共産党との間合いを巡って、「蓮舫推し」の神津氏も明確な物言いを求められるだろう。官邸の分断工作が見え隠れする中、2期目を目指す神津氏も勝負どころの秋を迎える。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160904#1472985353
#連合
民進の次期リーダーよりも、自民の派閥リーダーの方が現状認識は正確
— はる。 (@haru02020) 2016年9月4日
「我々が批判をして(民進・共産の)主義が違い、政策が違うのにけしからんとか言っても、参議院で現に結果が出ている」
自民・細田総務会長 野党共闘への危機感あらわに https://t.co/7KbDxB9xcb