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イラン シーア派の宗教行事が最高潮 | NHKニュース

「アシュラ」と呼ばれるこの行事は、1300年余り前に、今のイラクのカルバラで殺害されたシーア派の指導者の命日に合わせて、12日に行われました。
国民の大多数がシーア派のイランでは、何百万もの信者が黒い服を着て各地の街頭を行進し、首都テヘランでは、太鼓の音に合わせて手や鎖で自分の体をたたく独特の方法で、指導者の死を悼みました。
イランは、シーア派を敵視する過激派組織IS=イスラミックステートからイラクとシリアにある聖地を守るためとして、つながりの深い両国の政府と軍事的な連携を強めています。
このため、ことしの「アシュラ」では、信者から「ISを打破する唯一の道は団結だ」とか「聖地を守ることはわれわれの義務だ」などと、シーア派のさらなる結束を訴える声が多く聞かれました。
「アシュラ」はイランのほかイラクパキスタンなどでも行われ、各地の信者が信仰心を高める一方、アフガニスタンでは11日、シーア派の宗教施設が襲撃されて少なくとも14人が死亡し、スンニ派との間で宗派対立が深まることが懸念される事態となっています。