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なぜ、クリスタルボウルで脳の疲れがとれるのか?|脳の疲れがとれる究極の方法|ダイヤモンド・オンライン

 クリスタルボウルは、太古の昔から人類に伝わる楽器の一つです。


 古代の人々は、体のバランスを取り戻すために、音や音楽が重要な役割を果たすことを知っていました。


 昔は、現在のような治療器具はなかったので、自然の素材で作った楽器(石や木など)の様々な心地良い響きを利用し、音による治療(サウンドヒーリング)を行っていました。


 日本では、石笛(いわぶえ)を使って空間や心を清めて、健やかに過ごす智恵がありました。水晶が体に良い影響を与えると知っていた古代人たちが、それを音として治療に役立てようと考えたわけです。今で言う音楽療法の始まりです。


 クリスタルボウルは、音と響きを利用した人類最古の楽器の一つと考えられています。


 クリスタルボウルは、日本では楽器というカテゴリーでお伝えしていますが、アメリカでは音楽療法のツールとして活用する医師もいます。


 製造方法は、水晶を粉砕して、その粉を高温で溶かして器状に焼き上げます。焼き上がった器状のものの縁の部分をマレットというスティック状のもので叩いたり、こすって回したりして音を奏でます。とても澄んだキレイな音と響きを発します。


 クリスタルボウルの歴史には様々な説があります。現在、いちばん有力な説は、エジプトの壁画の文字や文献で発見されたというものです。それをアメリカ人が復元したことで、現代によみがえったと言われています。


 その発祥に関してはまだわからないことが多く、現在、解明中です。神秘的ですね。

 クリスタルボウルの奏で方はいたって簡単です。マレットと呼ばれるヤギ皮をなめしたスティック状のばちを使います。クリスタルボウルの縁を「下からすくいあげるよう」に叩いたり、縁をクルクルと回して音を出します。


 微妙なタッチの加減で良く響く音色になったり、響きの少ない音になったりします。キレイな音が出ると、遠くから聞こえるお寺の鐘の音のように非常に澄んだ心地良い音色がします。

倍音とは、基本となる周波数の倍の周波数を持つ音のことです。たとえば100ヘルツの音があったら、その倍の200ヘルツが同時に聞こえるものが倍音です。


倍音同士はキレイに波が並ぶので、聞いていて心地良かったり、癒しの効果が期待できると言われています。倍音の効果で脳波をアルファ波へ導くとも言われています。


 一般的にアルファ波はリラックス時に発生するので、リラクゼーション効果は大いにありそうです。倍音で有名な楽器としては、シンギングボウルや尺八、そして、クリスタルボウルがあります。


 クリスタルボウルは、倍音を奏でる代表的な楽器であり、細かい音楽の知識がなくても、基本を押さえれば奏でられる楽器なので、今、多くの方が興味を持ち始めています。


倍音の音色に細胞レベルで振動して、ヒーリング効果やリラクゼーション効果を発揮します。

 クリスタルボウルの音色はお聞きいただくと非常に心地良く、すぐに眠りにつかれる方もいらっしゃいます。ストレスでいっぱいの現代人にピッタリな点は、数十秒で脳波をアルファ波にするからです。


 また、瞑想の補助ツールとして活用されています。瞑想タイムも、最初の頃は、日常の心配事や雑念が多く浮かび上がり、なかなか集中できません。


 しかし、クリスタルボウルの音色を聞いているうちに、呼吸が深くなり、いつの間にか雑念は消え去り、自分と向き合う時間がしっかりとれます。瞑想とクリスタルボウルは相性がいいのです。

Crystal Bowl Academy | クリスタリストⓇを養成しているクリスタルボウル・アカデミー・ジャパン株式会社