日ロ平和条約締結 ロシア報道官「辛抱強い努力求められる」 #nhk_news https://t.co/5c0A1wJJkB
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年11月28日
ロシア大統領府のペスコフ報道官は、28日、ロシアのタス通信に対して、来月15日と16日に予定されているプーチン大統領の訪日を前に、日ロ関係についてコメントしました。
この中で、北方領土問題の解決を含む平和条約の締結について、日ロ間の政治対話の主要な議題だと位置づけ、「このテーマは、専門のレベルで詳しく検討されている」と述べました。そのうえで、「両国の間でかなり辛抱強い努力が求められる問題だ」と述べ、すぐには解決できる問題でないという認識を示しました。
一方、日ロの経済協力については、先に日本との窓口となっていたウリュカエフ前経済発展相が訴追された事件の影響はないと強調し、「日本側が提案した8項目の協力プランのもとで中身の濃い具体的な作業が行われている」としています。
そして、「プーチン大統領の訪問に合わせて署名される一連の文書の準備が進んでいる」として、経済や貿易、投資の分野での両国関係の発展に期待を示しました。