https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161128#1480329380
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161124#1479984309


トランプ次期大統領は、感謝祭の休暇を終えてニューヨークのトランプタワーに戻り、新政権の閣僚人事を進めています。


このうち外交を担当する重要ポスト、国務長官には、4年前の大統領選挙で、共和党の候補者だった党主流派のロムニー氏の起用が取り沙汰され、党主流派との融和を図る狙いと見られています。


しかし、ロムニー氏は選挙戦で、トランプ氏を「詐欺師」などと厳しく批判しており、トランプ氏の選挙対策本部長を務めたコンウェイ氏が27日、CNNテレビで、「ロムニー氏を最重要閣僚に起用すれば、多くの有権者は裏切りと受け取る」と述べるなど、周辺から反発する声が上がっています。


また、トランプ氏の側近の1人、ジュリアーニニューヨーク市長も有力視されていますが、外交経験がないことや経営する会社が中東などの企業と取り引きがあることが伝えられ、国務長官にふさわしくないという指摘も出ています。


こうした中、トランプ氏は、28日、あらたに国務長官候補に浮上したペトレアス元CIA長官と1時間にわたって会談し、このあと、みずからのツイッターに「非常に感銘を受けた」と投稿しました。


一方、トランプ氏は、29日にはロムニー氏と2回目の会談を行う予定で、トランプ氏の最終的な判断に関心が集まっています。


今月8日に投票が行われたアメリカ大統領選挙で、唯一、勝敗が決まっていなかった中西部ミシガン州の結果が28日、発表され、共和党のトランプ次期大統領が僅差で民主党クリントン氏に勝利しました。これで50州と首都ワシントンの勝敗の結果がすべて出そろい、トランプ氏は最終的に全米でクリントン氏より74人多い、306人の選挙人を獲得しました。


一方、アメリカメディアによりますと、選挙の勝敗に影響しないものの全米の総得票数では、クリントン氏がトランプ氏を200万票以上、上回っているということです。


これについてトランプ氏はツイッターに移民を念頭に「数百万人が違法な投票を行った」と書き込み、それを差し引けば総得票数でも自分の勝ちだと訴えましたが、「根拠のない主張だ」といった批判も出ています。


また、トランプ氏が勝利した中西部ウィスコンシン州など3つの州では、票の再集計を求める動きもあり、クリントン氏の陣営も同調していますが、トランプ氏はツイッターに「結果は変わらないだろう」と書き込むなど強く反発しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161118#1479465286