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茨城県によりますと、先月24日から今月8日にかけて水戸市南町の飲食店「ビゴリ」で提供された「熊肉のロースト」を食べた20代から50代の15人がその後、発疹や発熱などの症状を訴えて医療機関を受診しました。


このうち1人が入院しましたが、すでに退院し、全員、回復に向かっているということです。


提供されたクマの肉は、客の1人が北海道で捕獲して店に持ち込んだものだったということです。


水戸保健所で調べた結果、冷凍保管されていた肉から寄生虫の「せん毛虫」が見つかったほか患者からも「せん毛虫」の抗体が見つかりました。
このため保健所はせん毛虫による食中毒と断定し、この飲食店を当面、営業停止にしました。


「せん毛虫」は、クマなどの野生動物や家畜に寄生し、その肉を十分に加熱しないで食べると発熱や腹痛などの症状を引き起こすということです。


茨城県によりますとせん毛虫による食中毒は珍しく、国内で確認されたのは4例目だということです。