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28日の東京商品取引所は、原油先物に買い注文が集まり、取り引きの中心となる来年5月ものの先物価格は、1キロリットル当たり27日の終値より840円高い、4万440円となり、終値でことしの最高値を更新しました。


OPEC=石油輸出国機構の加盟国とロシアなど非加盟の産油国原油価格を押し上げるために今月、協調して減産に踏み切ることで15年ぶりに合意し、原油の供給過剰の状態が改善に向かうという見方が強まったことや、外国為替市場で円安ドル高が進んだことから、原油先物価格は、値上がりが続いています。


市場関係者は、「歴史的な減産合意への期待感を材料に、投資家は、積極的にリスクをとる姿勢を強めている。また、アメリカのトランプ次期大統領の経済政策による景気拡大への期待感も先行し、原油先物価格の値上がりにつながっている」と話しています。

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資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、26日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、全国平均で130.3円で、先週より1円値上がりしました。
去年11月以来、1年1か月ぶりの130円台となり、3週連続でことしの最高値を更新しました。


また、灯油も18リットル当たり、1371円と先週よりも29円値上がりし、4週連続でことしの最高値を更新しました。


これは主な産油国の減産合意への期待感から原油価格の上昇傾向が続いていたところに、今月14日にアメリカのFRB連邦準備制度理事会が追加の利上げを決めたことを受け外国為替市場で円安ドル高が進んだことで原油の輸入価格が上昇し、調達コストが上がったことが要因です。


石油情報センターは「先行きは不透明だが、年末に価格の転嫁を控えていたガソリンスタンドも今後、転嫁する動きが予想され年明けもガソリンや灯油の値上がりは続くと見られる」と話しています。

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