<美濃加茂市長選>政策論争無く 両陣営、裁判絡みの応酬 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
2013年
4月2日 藤井浩人氏が市議時代、経営コンサルタント会社社長から現金10万円を受け取る
(※2審判決認定)
25日 藤井氏が経営コンサルタント会社社長から現金20万円を受け取る(※2審判決認定)
6月2日 藤井氏が市長選初当選
8月12日 市内の中学校に実験用浄水プラント設置
14年
6月24日 藤井氏が愛知、岐阜両県警に逮捕される。7月に起訴
15年
3月5日 名古屋地裁が藤井氏に無罪判決
16年
11月28日 名古屋高裁が藤井氏に逆転有罪判決。弁護側が即日上告
岐阜 美濃加茂市長選 前市長の藤井氏が当選 #nhk_news https://t.co/gkAfzFLUpx
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年1月29日
藤井氏は32歳。4年前、当時、全国最年少の28歳で市長に初当選しました。
その後、市議会議員時代に浄水設備の導入をめぐって業者から賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われ、1審判決は無罪でしたが、2審の名古屋高等裁判所は、去年11月、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
藤井氏は、判決を不服として上告するとともに、「市長を続けることに市民の信を問いたい」として、先月、辞職し、これに伴う今回の選挙に改めて立候補しました。
選挙戦で、藤井氏は、集会などに弁護士を伴って出席して、みずからの無実を訴え、裁判を続けながら市政を担うことに有権者の理解を求めました。
そして、地元の経済団体などの支持を固めるとともに、幅広い年代から支持を集め、当選を果たしました。
藤井氏の任期は、辞職前の1期目の任期が満了することし6月1日までで、改めて市長選挙が行われます。
また、仮に在職中に藤井氏の有罪が確定すれば自動的に失職し、その場合も選挙が行われることになります。
藤井氏は「今回は、市民の皆さんに私が市長を続けていいのか預ける選挙だったが、信を頂いたと思って、胸を張ってあすからまた市長職を全うしていきたい。出直し選挙は政治家として必要な判断だった」と述べました。
また、6月1日の任期満了に伴って改めて行われる市長選挙に立候補するかどうか記者団から問われたのに対し、「これからもずっと先まで市長として続けることを皆さんに認めていただけるよう頑張っていきたい」と述べました。
美濃加茂市長選挙、藤井浩人氏が、名古屋高裁の不当判決と戦い続けながら市長職を続けることについて市民の信任を訴えた今回の選挙、藤井氏の圧勝は当然だが、投票率が57・10%と前回52・86%を上回ったことで、「藤井市長への市民の信任」を、改めて確認できたことは大きい。
— 郷原信郎 (@nobuogohara) 2017年1月29日