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滞在2日目となる12日、安倍総理大臣は、ゴルフウエアに着替えてトランプ大統領と一緒に大統領専用車で別荘を出発し、およそ30キロ離れたゴルフ場に到着しました。


そして、日本時間の12日午前0時すぎから昼食を挟んでゴルフをし、合わせて27ホールをまわりました。


外務省によりますと、日本の総理大臣がアメリカの大統領とゴルフをするのは、安倍総理大臣の祖父で当時の岸信介総理大臣とアイゼンハワー大統領の例があるということです。


一方、ゴルフ場周辺には、トランプ大統領がメキシコとの国境沿いに壁を建設するとしていることに、プラカード掲げて抗議する人の姿も見られました。


また昭恵夫人は、メラニア夫人とともに、日系移民が寄贈した土地に整備された、日本の文化を紹介する博物館や日本庭園を訪れ、池のこいに餌をあげたり、枯れ山水の庭園を散策したりしました。


ゴルフは両首脳の共通の趣味で、安倍総理大臣としてはプライベートな時間をともに過ごすことで、親密な関係を築きたい考えで、このあと大統領の別荘に戻り、11日夜に続いて夕食をとりながら意見を交わすことにしています。
トランプ大統領は、みずからのツイッターに「安倍総理大臣をアメリカに招いてすばらしいひとときを過ごしている!」と投稿しました。


ツイッターにはゴルフをプレー中の写真も投稿され、ゴルフウェア姿のトランプ大統領安倍総理大臣がハイタッチをする様子が写っていて、両首脳の親密さをアピールしようという意図もうかがえます。


アメリカ太平洋軍の報道官によりますと、日本時間の12日午前7時55分ごろ、アメリカ軍のミサイル防衛システムが北朝鮮からミサイル1発が発射されたのを探知したということです。


発射場所は、北朝鮮北西部のピョンアン(平安)北道のクソン(亀城)付近で、発射されたミサイルは中距離弾道ミサイルと見られるとしています。アメリカ軍はミサイルの飛距離は明らかにしていませんが、追跡の結果、ミサイルは日本海に落下したとしています。


アメリカ軍は引き続き、日本と韓国の防衛当局と連携し、発射の状況やミサイルの詳しい種類について分析を進めることにしています。


20年以上前にメキシコからアメリカに不法入国し、オバマ政権の寛大な政策で強制送還を猶予されていた女性が今月、突然拘束されてメキシコに送り返されたことがわかり、アメリカのメディアは、トランプ大統領が署名した不法移民の厳格な取締りを指示する大統領令の象徴だとして大きく取り上げています。


メキシコに強制送還されたのは、アメリカ西部・アリゾナ州に住んでいた36歳の女性です。アメリカの複数のメディアによりますと、女性は14歳の時に両親とともに不法にアリゾナ州に渡り、その後、2人の子どもをもうけました。


2008年に女性の職場が不法移民の一斉摘発を受け、本人も社会保障番号を偽装した疑いで逮捕されましたが、オバマ政権は、悪質な犯罪のおそれなど特段の事情がある場合を除いて強制送還を猶予する寛大な政策をとっていたため、女性は移民当局との定期的な面談を受けて生活を続けていました。しかし、今月8日の面談の際に突然拘束され、子どもたちを残したままメキシコに送り返されました。


メキシコ外務省は声明を発表し、「アメリカに住むメキシコ人が移民政策の厳格化という新たな現実に直面していることを示すもので、今後の動向に警戒してほしい」と呼びかけました。


アメリカのメディアは、トランプ大統領が署名した不法移民の厳格な取締りを指示する大統領令の象徴であり、今後、同様のケースが相次ぐ可能性があるとして大きく伝えています。