金融政策は万能薬でない、各国は政策手段フル活用を=人民銀総裁 https://t.co/mrDPhE5HwF pic.twitter.com/xsp67RYSqG
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2017年3月26日
中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁は26日、金融政策は万能薬ではないと述べ、各国政府は経済運営に政策手段を最大限活用すべきだとの見解を示した。「ボアオ・アジア・フォーラム」で語った。
同総裁はまた、外資に開放されていないセクターの数を大幅に削減する方針を示す一方、中国の一段の市場開放に伴い「海外で中国が公平な扱いを受けることを望む」と表明した。
中国は貿易・投資交渉を巡り、米新政権の出方を見守っているとも述べた。
また、世界的なリフレーションを大いに警戒する必要があると指摘した。ただ、そうしたトレンドがあるかどうか判断するのは時期尚早だとの認識も示した。
グローバリゼーション、選択の問題ではない=人民銀総裁 https://t.co/0tEdUoLbep pic.twitter.com/QuInkhrnOf
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2017年3月26日
中国人民銀行の周小川総裁は25日、博鰲アジアフォーラムに出席し、グローバリゼーションはあらゆる国にとって現実であり、選択の問題ではないとの見解を示した。
周総裁は、7月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議ではより明確な言葉で自由貿易とグローバリゼーションへの姿勢が示されることを望むとした。
今月ドイツで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では、保護主義的な姿勢を強める米国への配慮で、自由で開放的な世界貿易を維持するとの文言が盛り込まれなかった。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170325#1490438793
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170321#1490092811