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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に向けて、沖縄防衛局は先月、名護市辺野古沖で海上の埋め立て工事に着手し、コンクリートブロックを海に沈める作業などを続けています。


この海上工事について、沖縄県が「海底の岩礁を壊すことを許可した際に示された計画と、ブロックの大きさや位置などが異なっている」として説明を求めたのに対し、沖縄防衛局は「計画変更の事実はない」と回答しています。


これを受けて、翁長知事は「知事が工事の進捗(しんちょく)状況について説明を求めた場合には遅滞なく資料を提供する」という許可の条件に従っていないとして、近く沖縄防衛局に対し、海上工事の中止を指示する方針を固めました。


海底の岩礁を壊す許可は、漁業権が設定されている漁場で工事を行う場合に必要となりますが、沖縄防衛局は、地元の漁協が漁業権を放棄したため許可は必要なくなったとしていて、県の指示には応じないものと見られます。


沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に向けて、沖縄防衛局は先月、名護市辺野古沖で海上の埋め立て工事に着手し、コンクリートブロックを海に沈める作業などを続けています。


この海上工事について、沖縄県が「海底の岩礁を壊すことを許可した際に示された計画とブロックの大きさや位置などが異なっている」として説明を求めたのに対し、沖縄防衛局は「計画変更の事実はない」と回答しています。


これを受けて、沖縄県は「知事が工事の進捗(しんちょく)状況について説明を求めた場合には遅滞なく資料を提供する」という許可の条件に従っていないとして、28日に許可の期限となっている今月末まで、海上工事を中止するよう文書で指示しました。
文書では、来月以降も工事を行うには、県の許可を改めて得る必要があるとしています。


海底の岩礁を壊す許可は、漁業権が設定されている漁場で工事を行う場合に必要となりますが、沖縄防衛局は、地元の漁協が漁業権を放棄したため許可は必要なくなったとしていて、県の指示には応じないものと見られます。