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32年前、福岡県飯塚市で小学生の女の子2人が殺害されたいわゆる「飯塚事件」で、元死刑囚の家族が求めている再審=裁判のやり直しをめぐり、検察が裁判所から勧告された証拠のリストの開示に応じない意向を裁判所に伝えたことが、弁護団への取材でわかりました。

1992年、飯塚市で小学1年生の女の子2人が登校途中に連れ去られ、遺体で見つかったいわゆる「飯塚事件」では、殺人などの罪に問われた久間三千年元死刑囚の死刑が2006年に確定し、その2年後に執行されました。

元死刑囚は一貫して無罪を主張し、家族が行った2回目の再審請求で、福岡地方裁判所はことし6月、再審を認めない決定を出し、弁護団が即時抗告しています。

ことし10月、福岡高等裁判所で開かれた検察と弁護団、それに裁判所による協議では、裁判所が検察に対し、事件に関わる証拠のリストを開示するよう勧告していました。

弁護団によりますと、回答期限となっていた27日、検察は必要性がないなどとして、証拠の開示に応じない意向を裁判所に伝えたということです。

また裁判所は、弁護団が新たな証拠として提出した関係者の証言に関連する初期の捜査資料についても、開示するよう促していましたが、検察は関係各所を探したが見つからなかったなどと、回答したということです。

会見で弁護団の岩田務弁護士は「検察はとにかく証拠を出さない意思がはっきりしている。証拠を出さないということは、真相解明に協力しないということだ」と話していました。

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