金融の「天才」、夫婦資産半分以上の権利を主張−英離婚訴訟で増加中 https://t.co/iXArThrECv pic.twitter.com/c8T6nJWNEz
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年4月11日
元ローン・スター・ファンズの幹部、ランディ・ワーク氏は、自身が金融の「天才」であったことから2億2500万ドル(約250億円)の夫婦の財産について半分以上の権利が自分にあると離婚訴訟で主張する。
婚姻の期間中の財産形成に自身が「特に貢献した」と離婚訴訟で主張する金融業界人は増えている。英国では夫婦の財産は半分ずつに分割されるのが慣例。
ワーク氏と元妻のマンディ・グレー氏はともに米国人で、20年間の結婚生活の末に離婚した。2015年の家庭裁判所の判決は財産を半分ずつ分け合うというものだった。ワーク氏の働きはあったかもしれないが、資産形成はブームの時期にそこにいたことに起因し、同氏の職業人としての能力によるものではないとの判断を示した。
ワーク氏は一審の判断で1億1550万ドルの権利が認められたが、50%ではなく66%の権利があると主張して控訴。控訴審は11日に判断を下す。
原題:Ex-Lone Star Banker Bets on ‘Genius’ in $225 Million Divorce (2)(抜粋)