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シャープが発表したことし3月期のグループ全体の決算によりますと、売り上げは、スマートフォン向けの液晶パネルの販売の減少や北米での液晶テレビ事業から撤退したことなどで、2兆506億円余りと前の年度に比べて16.7%減少しました。


また、最終的な損益は248億円余りの赤字と、3年連続の赤字となりましたが、赤字幅はホンハイと連携してコスト削減を進めたことなどで、2559億円余りの最終赤字となった前の年度に比べて大幅に縮小しました。


中でも、去年10月からことし3月までの半年間は205億円の黒字と、半年間の業績としては、平成26年度の上半期以来、5期ぶりに黒字になりました。


シャープの野村勝明副社長は東京で行った記者会見で「去年8月以来、新生シャープとして再生の道を踏み出し、下期は有言実行、実現できた。再生の道は半ばで、今年度が真価を問われる年度だ」と述べました。一方、今年度の業績予想は、現在、策定中で、来月26日の中期経営計画の説明会で公表するとしています。