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報告書の中でアメリカ議会調査局は、北朝鮮が去年発射したミサイルについて、「いくつかのミサイル発射は、通常よりもかなり高い高度に向けて打ち上げた。弾頭が落下するスピードをより速くし、急降下させることで、アメリカのミサイル防衛システムで迎撃されるのを難しくさせている可能性がある」と指摘しました。


さらに「北朝鮮はことしに入ってからは、複数のミサイルをほぼ同時に発射した。アメリカのミサイル防衛システムで撃ち落とされないように、ミサイルの数を多くした大規模な攻撃を実行する能力の獲得を目指している可能性がある」としています。


アメリカは同盟国の日本・韓国と連携し、北朝鮮弾道ミサイルを追尾するレーダーや迎撃ミサイルを搭載したイージス艦、それに迎撃ミサイルの部隊を配置するなどして、北朝鮮弾道ミサイルを撃ち落とすミサイル防衛システムを構築しています。


報告書は北朝鮮がこうしたミサイル防衛システムを打ち破るために、ミサイルの開発や発射を加速化させている可能性を指摘したもので、アメリカ議会ではミサイル防衛システムを一段と強化すべきだという声も出ています。