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阪急今津線 - Wikipedia

六甲山地東麓を通る路線で、沿線には住宅地が広がり、大阪・神戸方面などへの通勤・通学路線となっている。運転系統が分断されていることから、西宮北口駅を境に北側の宝塚駅 - 西宮北口駅間を今津(北)線(北線)、南側の西宮北口駅 - 今津駅間を今津(南)線(南線)と呼ぶことがある。

宝塚駅を出た列車は、宝塚本線とすぐに別れ、眼下に宝塚歌劇団の本拠地である宝塚大劇場へ続く花のみちを見下ろしながら高架線を進む。宝塚ファミリーランドが営業していた頃には、車内から子供達で賑わう園内も眺めることもできた。やがて線路はカーブを描き、宝塚音楽学校宝塚大劇場の間を掠め、武庫川を渡るとすぐ宝塚南口駅に到着する。行楽地の雰囲気はこの駅で終わり、宝塚南口駅を出て高架を下りると生活路線色が濃厚になる。

西宮北口駅構内には、神戸本線と今津(北)線を結ぶ連絡線(9号線)があり、これを使って平日朝ラッシュ時に宝塚発梅田行きの準急が運転されている。今津(北)線内は門戸厄神駅まで各駅に停車する。この列車の宝塚駅から梅田駅までの所要時間は約35分で、この列車の方が宝塚本線を経由するよりも6 - 10分程度短い。また昼間時を中心に宝塚本線の急行と神戸本線の特急が同時に梅田駅を発車しても、実際には神戸本線の特急で西宮北口駅まで行き、今津(北)線に乗り換えた方が宝塚本線の急行よりも宝塚駅に先着するという現象が起きている。さらに、距離も宝塚本線では24.5kmに対し、西宮北口経由だと23.3kmとなり宝塚本線より1.2kmも短い。両駅間の距離は異なっているが、運賃はともに280円である。