ロシア野党指導者殺害 5人に有罪評決 #nhk_news https://t.co/HwxrR2duQZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年6月29日
ロシアのプーチン政権によるウクライナへの介入などを批判してきた野党指導者のボリス・ネムツォフ氏が、おととし2月、モスクワ中心部で銃で撃たれて殺害された事件では、南部のチェチェン共和国の治安部隊のダダエフ元幹部など5人が逮捕され、殺人の罪などに問われています。
モスクワの軍事裁判所の陪審団は29日、ダダエフ被告など2人はネムツォフ氏の殺害に直接関与し、残りの3人は殺害の手助けをしたとして、5人に対していずれも有罪の評決を言い渡しました。
しかし殺害を指示したとして国際手配されている男は依然行方がわかっておらず、野党側からは、事件の全容が解明されないまま政権側が幕引きを図ろうとしているのではないかと、警戒する声が上がっています。
ロシアでは、2006年にも当時のプーチン政権に批判的な報道を続けていた女性記者がモスクワの自宅のアパートで殺害されましたが、誰が殺害を指示したのかなど、真相はいまなお明らかになっていません。