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アフガニスタンでは反政府武装勢力タリバンに加え、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織が勢力を拡大し、8400人規模の部隊を駐留させているアメリカのトランプ政権は増派も含めた戦略の見直しを進めています。


こうした中、タリバンの報道官は15日、トランプ大統領に宛てた「公開書簡」として声明を発表し、トランプ大統領について「これまでの大統領たちの過ちを理解しているからこそ新たな戦略の検討を決意した」と指摘しました。
そのうえで「過去の経験が示すように増派はアメリカの軍と経済にさらなる破滅をもたらすだけであり、完全に撤退するほうが賢明だ」としてけん制し、増派を決定した場合、徹底して戦う考えを示しました。


アフガニスタンでは3年前に国際部隊の大部分が撤退したあともアメリカ軍が中心となって治安部隊の育成などにあたっていますが、爆弾テロが相次ぐなど治安の悪化に歯止めがかかっていません。