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イランはおととし、アメリカやロシアなどと核合意に至りましたが、弾道ミサイルについては自衛のためだとして開発を続け、アメリカのトランプ政権はイランがICBM大陸間弾道ミサイルの技術を獲得することを警戒して独自の制裁措置に踏み切るなど、圧力を強めています。


これについてイランのロウハニ大統領は15日、議会の演説で「アメリカの対応によってはイランは短時間で以前の状況に戻ることになるだろう」と述べて、核合意を破棄することを示唆し、アメリカを強くけん制しました。


今月、2期目の任期がスタートしたロウハニ大統領は引き続き国際社会との対話を重視していく姿勢を打ち出していて、核合意を破棄する可能性にまで言及したのは異例です。背景にはアメリカへの対抗措置としてイランの議会がミサイル開発を強化する予算を承認するなど、国内でトランプ政権への反発が強まっていることがあると見られています。