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西アフリカのサハラ砂漠の南側に広がるサヘル地域では、国際テロ組織、アルカイダとつながりがあるイスラム過激派組織が活動を活発化させています。


今週に入っても、ブルキナファソの首都で外国人が利用する高級レストランが武装グループに襲撃され、少なくとも18人が死亡したほか、隣国のマリでも国連のPKO=平和維持活動の基地が攻撃され、市民を含む7人が犠牲となりました。
いずれも犯行声明は出されていませんが、イスラム過激派の犯行と見られています。


こうした中、国連の安全保障理事会で15日、アフリカの平和と安全をテーマにした公開討論が開かれ、国連PKO局のウェイン事務次長補は「サヘル地域で国境を越えたテロの脅威が地域の安定と成長に深刻な脅威をもたらしている」と述べ、治安を回復するため、西アフリカの5か国が派遣する5000人規模の部隊の展開を支援していく考えを示しました。


派遣される部隊は、先遣隊がことし10月までにマリを拠点に展開を始めるということで、サヘル地域で拡大するテロの脅威に対処していくことになります。