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アメリカの新しい駐日大使のウィリアム・ハガティ氏が31日、皇居で大統領からの信任状を天皇陛下に手渡す「信任状捧呈式」に臨みました。
信任状捧呈式」は、日本に着任した外国の大使が本国の元首からの信任状を天皇陛下に手渡す儀式で、天皇の国事行為の一つです。


8月17日に着任したアメリカの新しい駐日大使、ウィリアム・ハガティ氏は午前11時から皇居・宮殿の「松の間」で捧呈式に臨みました。
ハガティ氏が天皇陛下の前に進み出てトランプ大統領からの信任状を手渡すと、天皇陛下はハガティ氏とにこやかに握手して言葉を交わされていました。


ハガティ氏は後日、ほかの国の新しい大使とともに皇居に招かれ、天皇皇后両陛下と懇談する機会が設けられることになっています。

皇居での信任状捧呈式のあと取材に応じたハガティ大使は「歴史のあるすばらしい場所で特別な式典に臨むことができたことを光栄に思う。私にとって生涯の宝となるかけがえのない経験となった」と感想を述べました。
そのうえで「大使として、日本政府および日本国民と緊密に連携し、日米の協力と友好関係を深めていく。日本をさらに深く知り、日米のすばらしい絆を強化していくことを楽しみにしている」と抱負を語りました。


アメリカの新しい駐日大使のウィリアム・ハガティ氏は31日午前、皇居での「信任状捧呈式」を終えて正式に駐日大使となりました。


このあとハガティ大使は都内で取材に応じ、29日に北朝鮮が日本の上空を通過する形で弾道ミサイルを発射したことについて「日本の上空を通過した北朝鮮による弾道ミサイルの発射は国連安全保障理事会の決議に対する明らかな違反だ。このような行動は北朝鮮の孤立を深めるだけだ」と述べて非難しました。
そのうえで「アメリカは日本を全面的に支持する。日米同盟は強固であり、あらゆる軍事能力を持って日本を防衛する」と述べ、日本の安全保障に関与し北朝鮮に対応していく考えを強調しました。


またハガティ大使は日米同盟について「世界のいかなる同盟関係よりも強いものだと信じている。日米パートナーシップは、アジア太平洋地域の平和、繁栄、自由の礎だ」と述べ、今後さらに同盟関係を強化していく考えを示しました。