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バンクーバーダウンタウンにはガソリンスタンドが1軒しか残っていません。その最後の1軒も売りに出ており、さほど遠くない時期にその姿を消すはずです。問題はそれだけではありません。バンクーバー地区にある約170の大手スタンド、シェブロンのオペレーターが数年前に変わって以降、ダウンタウンとその周りだけで7-8か所の閉鎖させています。シェブロン以外にエッソなど他のオペレーターも同様の動きを見せています。

ガソリンスタンドがどれぐらい儲からないか、日本のケースで見るとリッター当たりの仕入原価と売値の差は5-10円程度とされていますので乗用車に70リットル入れて500円しか差額利益が出ません。そこから人件費等のコストを差し引けばおのずとお分かりいただけると思います。これは都市部より田舎のガソリンスタンド経営がもっと苦しいともいえるのです。


日経の18日付記事に「消える給油所、EV普及の好機 20年で半減、燃料は自宅で 地方でじわり、税収減も」とあります。8月4日付のこのブログで同様のことを指摘しましたが、80件以上のコメントを頂戴しました。


私の知り合いの親戚が地方都市のまたその地方でガソリンスタンド経営をしてますが、周りのガソリンスタンドがどんどんなくなっていったので、売上が伸びるのかと思いきや、思惑通りにならず、自分もいつ閉鎖するか分からない状態にあるという話を聞きました。