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1963年にケネディ元大統領が、テキサス州ダラスで銃撃されて死亡した事件では、元海兵隊員のオズワルド容疑者が逮捕され、調査委員会は単独犯だという結論を出しています。


アメリカの有力紙ワシントン・ポストによりますと、この事件に関し、まだ公開されていない捜査資料を含む大量の文書は、1992年の法律で25年後の今月26日までに公開すると定められており、大統領だけが公開を拒否する権限を持っているということです。


これについてトランプ大統領は21日、ツイッターに「長い間、機密書類として公開されていなかったケネディ元大統領の暗殺事件に関する資料の公表を認めるつもりだ」と投稿し、公開を妨げない考えを示しました。


ただNSC=国家安全保障会議の当局者は、トランプ大統領に文書の一部を公表しないよう求めているとも伝えられています。このため、資料のすべてが修正されずに公開されるかどうかはわかっていませんが、オズワルド容疑者単独の犯行とされた事件で新事実が明らかになるのかに関心が集まっています。


シリア北部のラッカで、アメリカ主導の有志連合の支援を受けて軍事作戦を続けてきたクルド人主体の「シリア民主軍」は20日、ラッカを完全にISから解放したとして、正式に勝利宣言を行いました。


これを受けてアメリカのトランプ大統領は21日、声明を出し、「ラッカでのISの敗北は世界中の対IS掃討作戦の重大な突破口となる。ISの終わりが視野に入った」と評価しました。


そして今後は、テロリストが戻らないようシリアでの暴力を鎮静化するために地元の部隊を支援し、平和維持に向けた体制作りを進めていく考えを示しました。


さらにトランプ大統領は「われわれは邪悪なテロリストたちに対しこの数年間よりもこの数か月間で、より大きな進展を遂げた」と強調し、ISの壊滅を最優先課題の1つに掲げてきたみずからの成果としてアピールする狙いもあると見られます。


ただISがシリアやイラクで支配地域を失う一方、ヨーロッパやアジアなどではISの過激な思想を受けた個人やグループによるテロが相次いでおり、ISの脅威はいまも続いています。