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北朝鮮は30日夜、アメリカが韓国とともに行う合同軍事演習に反対する2つの団体の名義でトランプ政権を非難しました。


31日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はこの内容を掲載し、トランプ政権について「『軍事的選択』だの『完全破壊』だのとむやみにわめき、わが国への制裁・圧迫にしがみつく一方で、核戦争の挑発に躍起になっている」と批判しました。


そのうえで、みずからを水爆とICBM大陸間弾道ミサイル保有国だと主張し「われわれの警告を無視して引き続き核戦争の挑発に躍起になり続けるならば、取り返しのつかない結果だけがもたらされるだろう」とアメリカを威嚇しました。


また、韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権について、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国の配備を非難し「今からでも侵略的な外部勢力と親米屈従の意識と決別して民族共助の道を進むべきだ」と要求し、来月のトランプ大統領の韓国訪問を前に、米韓両国をけん制する狙いがあるものと見られます。

北朝鮮アメリカのトランプ政権を非難した30日夜の発表で、北朝鮮が核・ミサイル開発を凍結するのと引き換えにアメリカと韓国が大規模な合同軍事演習を停止するよう呼びかけている中国とロシアの提案に触れました。


この中で北朝鮮は「朝鮮半島の核問題の本質を見極めることができない無責任な行為だ」と指摘し、中国とロシアの提案を批判し、拒否する姿勢を示しました。