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経団連の榊原会長や日本商工会議所の三村会頭らおよそ250人が参加する「日中経済協会」の訪問団は、21日北京の人民大会堂を訪れ、李克強首相との会談に臨みました。


会談の中で李首相は「両国の関係は徐々に改善しており、こうした上向きの勢いを大事にして両国の経済界が交流や協力を進め、両国関係の改善の基礎を強くしなければならない」と述べました。


経団連の榊原会長もこれに応じ、両国の関係改善を進めるためにも経済面での協力関係をさらに発展させていく必要があるという認識で一致しました。


李首相が日本の経済界の訪問団と会談するのは2年ぶりで、日本側は中国の最高指導部が経済面からも日本との関係改善に取り組む姿勢を示したものと受け止めています。


会談のあと、経団連の榊原会長は記者団に対し、「友好的な雰囲気の中で率直な意見交換ができ、極めて意義深い会談だった」と述べました。


日本と中国の間では今月、首脳会談が行われるなど、関係改善の機運が高まっており、今回の会談を契機にビジネス面での具体的な成果につなげていくことが期待されます。