https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


カンボジアでは、来年夏の議会選挙に向けてフン・セン政権が強権的な政権運営を進めていて、最大野党・救国党が解党させられたうえ、党首が国家反逆罪の疑いで逮捕されたほか、政権に批判的な報道機関が事業の停止に追い込まれるなどしています。


これについてアメリ国務省のナウアート報道官は6日の声明で、フン・セン政権の関係者を対象に、反民主主義的な行動に関わっているとして、アメリカへの入国を制限すると発表しました。


入国制限の対象者の氏名は明らかにされていませんが、ナウアート報道官は、野党・救国党の解党の取り消しや党首の釈放などを改めて求めていて、応じない場合はフン・セン政権に対し、さらなる措置を取る可能性も指摘しました。


アメリカ政府は、先月もフン・セン政権に対して選挙管理委員会への支援を打ち切ると警告しましたが、その後もフン・セン政権が対応を変えないため、今回、新たな対抗措置に踏み切り警告を強めています。