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兵庫県宝塚市は、市立病院の建て替えの資金などとして、市民からおよそ254億円の寄付を受けたことを明らかにしました。

宝塚市の山崎市長は、3日に記者会見を開き、宝塚市に住む元会社役員の岡本光一さんと岡本明美さん夫妻から、およそ254億円の寄付を受けたことを明らかにしました。

岡本さん夫妻は阪神・淡路大震災でボランティアを経験したあと、市内で財団法人を設立し、ボランティアの人材育成や、障害者の就業支援などを行ってきました。

活動の開始から20年以上がたち、財団法人の解散に向けて市と相談する中で、寄付を決めたということです。

およそ254億円のうち、250億円は市立病院の建て替えの資金としての寄付で、寄付にあたっては、基金を設置することや5年以内に設計に着手することなどが条件になっているということです。

建て替え費用はおよそ400億円と見込まれ、寄付額は、この6割以上にあたります。

市は、2月に開会する市議会に関連の議案を提出することにしています。

岡本さんは「病院は市民にとって大切な施設です。医療が充実した宝塚市にしてほしい」と話しています。

新しい市立病院は令和13年度中の開院を目指しているということで、山崎市長は「これで、市民の最後の命のとりでである市立病院を守ることができます。感謝の思いでいっぱいです」と話していました。

#アウトドア#交通(250203)

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