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ウクライナでは、国内に多くの信者がいる正教会の伝統に従い、ロシアと同じく毎年1月7日がクリスマスの祝日となっています。


しかし、ウクライナ政府は、ロシアとの対立を背景にEU=ヨーロッパ連合への加盟を目指すなど、ヨーロッパとの接近を図る中、ことしからカトリックの伝統にならって、12月25日もクリスマスの祝日にすることを決めました。


首都キエフにあるカトリックの教会では、24日夜、多くの信者が参加してクリスマスのミサが行われました。また、キエフ中心部の広場には、高さが30メートル近くもあるクリスマスツリーがライトアップで彩られ、大勢の人でにぎわっています。


広場を訪れた女性は「ヨーロッパを目指すウクライナにとって、12月25日がクリスマスの祝日になったことはいいことだと思います」と話すなど、ウクライナのことしのクリスマスは、ロシアやヨーロッパとの関係を反映させたものとなっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171207#1512642885
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